薬剤師あさこの日々考えること

薬剤師あさこが考えてることをお伝えします

働きだして1年が経とうとしています

こんばんは。

長かった大学を卒業してから働き出して、1年が経とうとしてます。

こういうことは明日書けば良いと思うのですが、明日はまた富山に行くことになったので書いている時間はなさそうです。

 

大学の時に何を1番頑張ったかって考えると、やっぱり研究でしょうか。

私は某地方国立大にいたのですが、研究はまあまあみっちりやらされます。

薬剤師目指してる高校生さんは見てないと思うけど、国立大はお金は安いけど、国のために貢献する役割も一応あるので、研究しろってなります。

朝から晩まで、たまに日付超えるまで研究室にいました。たまに4℃の部屋に幽閉されたりしていました。

はっきり言って苦痛の方が多かったと思います。

けれど、新しい遺伝子を見つけたとき、きれいに電気泳動の写真が撮れたとき、新しい化合物を酵素に作らせることができたとき、嬉しかった。

土日もなんだかんだ研究室にいる私に何を思ったのか、准教授の先生が私に博士課程への進学を勧めてくれました。

その時の私は進学なんてまったく考えてなくて、どこの病院に就職しようかとかしか考えてなくて、お断りしました。

当時はとりあえず働きたかったのです。

研究室は修士や博士課程の人じゃないとお金はもらえません。

私は研究室に自分が貢献している自信がありました。対価が欲しいと思っていました。

働けばお金がちゃんともらえるし、拘束時間は研究室より短いし、病院なら勉強にもなるし。

大きくて名の通った病院ならホワイトだろうし。

実際働いてみてどうだったのでしょうか。

私の勤めている病院は大きくて、大概の人は知っています。お給料は自分の地元の病院の中では1番良かったです。

でも、始業30分前に仕事を始めるのが当たり前、お昼ご飯すらまともに食べられない時がある、人間関係の悩み、有給はおろか代休すら消化できない。ついでにどこが勉強になるのかまったく意味が分からない。

これが私の目指していた姿だったのでしょうか。無い物をねだるのが人間なのかもしれないけど、1つのことに情熱を注いでいたあの頃が懐かしいって思います。

 

働いてみて1年経った総括をしようかなーと思ってたのですが、ただの愚痴と後悔で終わりそうです。

でも、新しい生活を始めて良かったこともあります。とんぼ玉と大好きな美容師さんを見つけたことです。あと、お給料は少ないながらも貯金することができました。来月には車を買うことが出来そうです。

それではー。